新年ということで英語学習への気持ちを新たに「スーパーステップ 中学英文法」を読みました。 Qiitaでバスった英語学習記事でも紹介されている本で、買ったは良いものの途中まで読んで積読化してました。今回はなんとか再開して読み通すことができたので感想メモです。 ちなみに私の英語レベルは英語ネイティブのPodcastを聞いて20%が分かるかどうかという感じです(英語に恐怖感や嫌悪感は無いのですが単純に勉強不足)
Kurbernetes Podcast聞いてて、2割位しか分からない(単語から何を話しているかは何となく分かるが。。というレベル)ので、来年の目標は8割は分かるようになる、とします
— もりはや (@morihaya55) 2018年12月16日
司会の二人が楽しそうなのは分かるんだ
感想としては「シンプルで淡白がゆえにスルスルと読める良本」
英文法には苦手意識を持っている私でも、さほど抵抗なくスルスルと読み進めることができました。 1ページ/1STEPという単位でコンパクトに学習内容がまとまっていることと、使われている例文が優しい単語で構成されていることが良いです。
内容自体は中学英文法なだけに、大体は分かっていて雰囲気では日頃から読めているレベル感の物でした。ですので読み方としては例文を始め英文のみ読んでいき、少しでも引っかかりや、ふわっとしている印象を持ったら日本語の解説を読むという形で進めました。
結果として以下のような文法についての理解が弱い部分が次々と発掘されて、読んで良かったなという感想になりました。
- 前置詞全般の使い方(in , of , on , at ,...)
- 簡単だと思ってた単語の正確なスペル
- try to xx(xxしようとする )と try xxing(xxしてみた)の違い
- be made from xx と be made of xxの違い(前者は牛乳からチーズを製造、後者はレンガから壁を構成みたいな)
- and(そうすれば)とor(さもないと)の命令形で使われる時の意味の違い
- byの後の名詞はaとかtheとか付けない
- betweenとamong(2点の間か、3点以上の間なのか)
- the only , the first , allからのthat
- whoとwhomの使い分け
などなどさらっと洗い出すだけでも一度は学んだはずが忘れていた文法について思い出す(学び直す)良い機会となりました。
まとめ
この本の最も良いところは、全体を通したシンプルさでしょう。変なケレン味が無いためサクサク読み進められました。 そして読み手にシンプルさを感じさせるというのはなかなか難しいことで、構成に相当力を入れたのでは無いかなと思います。日頃英語を使う機会が無く、英語を学び直そうという勢にはオススメです。(それなりに出来る人には易し過ぎると思いますが)
余談
同時期に購入した「図解 中学・高校6年間の英語をこの1冊でざっと復習する」も読み直そうとしましたが、こちらは文法色が強い点と、出てくるキャラクターの会話が肌に合わなくて読み進めるのをやめてしまいました。積読化するか手放すかは検討中ですが、内容は良さそうだけど感性が合わない本という面白い発見があった事自体は良かったです。