もりはやメモφ(・ω・ )

インフラなエンジニアからSREへ

『伝わる短い英語』を読みました、翌営業日からの英語Slackコミュニケーションに早速効きそうな良書

『伝わる短い英語 -アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア 政府公認 新しい世界基準Plain English-』を読了したのでメモ。

str.toyokeizai.net

読むきっかけは、TwitterのTLで尊敬してるエンジニアの誰かがお勧めしていたからだったはずですが、誰だったかは忘れてしまいました...

読んで得たもの

シンプルな英語はわかりやすいし、わかりやすいと伝わりやすい。ではどうするかの技法や関連資料がいくつも紹介されていました。 印象に残ったものをピックアップします。

技法

第3章の "10のガイドライン" がそのまま実践的な技法になるので見出しをそのまま引用します。

  1. 対象読者を想定する
  2. 重要な情報は文書の先頭に置く
  3. 長文より短文を用いる
  4. 短く、シンプルな単語を使う
  5. 専門用語は必要最小限に抑える
  6. 能動体を使う
  7. 強い動詞を使う
  8. 否定/二重否定を避ける
  9. 主語・動詞・目的語は近づける
  10. 読みやすいデザインにする
    • セクションは短くする
    • 段落は短く収める
    • 段落のトピックは1つにとどめる
    • 規制やルールなどは if-then を活用し情報整理
    • 効果的な見出しを使い読者の関心を引く
    • 見出しの長さに注意する
    • フォントは英語フォントを使用する
    • 重要なコンセプトを強調するためには(bold, all capsなど)
    • 表やイラストを使用する

それぞれはの内容は難しいことではないし、新しいことでもないのですが、具体的な例と合わせて読むことでより理解が進みました。 1-9まで具体的な英語表現についての解説です。 最終項 "読みやすいデザインにする" は複数のポイントがありましたので記載しました。

面白かったものとして、”効果的な見出しを使い読者の関心を引く” の中で説明されていた3つの見出しの種類があります。見出しは大きく以下に分けることができ、それぞれの効能が説明されていました。Mediumなんかでよく疑問型の見出しを見ますが、今後は見出しをより意識して読むことができて理解が深まりそうです。

  1. 疑問型 "Ex) Why do we use heading?"
  2. 情報概略型 "Ex) Add useful headings"
  3. トピックス型 "Ex) Headings"

関連資料

役立ちそうなサイトや動画などが多く紹介されていたので、後から見返したくなりそうなものを抜粋します。

まとめ

英語の勉強のために読んだ本でしたが、英単語や文法ではなく”わかりやすくシンプルな表現で伝える in 英語”を学べたと感じています。*2

その点で 結城浩先生の『数学文章作法』や、先日読んだ『データ視覚化のデザイン』などに通じるところも多いと感じました。

www.hyuki.com

結局のところ英語はコミュニケーションのツールですから、意思疎通や文章の理解ができるようになるのが私にとってのゴールです。 その結果として”新しい技術を学ぶ”、”多くの人たちと交流する”などの目標に近づける訳で、ときおり折れそうになるモチベーションを維持しながら素晴らしい英語というツールを学んでいきたいと改めて思いました。

余談: FRE Scoreのレベルを変えた場合の例文として、トランプ大統領のメキシコに壁を作る話を何度も読むことになったのはなかなか面白い体験でした。

*1:Fleschのスペルが直感的じゃなくてつらたん

*2:こう書いたこの日本語自体がシンプルではない問題があるのですが、それはもう仕方ないと割り切り