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NFTについて調べる

背景

とある知人から「お久しぶりです。仕事ってIT系でしたよね?NFTについて教えて欲しいのだけど知っていますか?」と言われたのが本記事のきっかけです。
その時の答えは「全く知りません...Web3.0系ですよね?」でした。その時気付かされたのですが、私はNFTに対してある種のバズワードとして何も知らないのに軽視していました。これに嫌気がさしたので基本的な用語が理解できる程度に調査し以下にまとめておきます。
そのため本記事は ”初心者がNFTについて雑多に調べた” だけの内容であり、紹介するブログや本などの引用や感想に誤りがあった場合は私の理解力の不足によるものです。

ブログなど

まずは手近なところから始めるべく、DuckDuckGoで "What is NFT" と入力しました。

NFT(エヌエフティー)とは?完全初心者にもわかりやすく徹底解説!

日本語でトップに出てきたのが”みんかぶChoice”さんの以下記事でした。サイトのお名前も初めてみました。

以下、読んでみたポイントなど雑に列挙

  • 75億円もの巨大取引が有名らしい
  • メタバースとセットで紹介されることも増えてきた
  • NFTの正式名称
    • NFTとは、「Non-Fungible Token(ノン-ファンジャブル トークン)」の頭文字を取ったもので、日本語で「非代替性トークン」という意味です。

  • Non-Fungibleとは”代替性がない、代わりが効かない”的な意味である
  • トークンとは、ブロックチェーン技術で発行した暗号資産の総称
  • なぜ注目されているかと言うと、「デジタル資産の所有者を明確にできる」から
  • NFTを使って所有者と紐づいたアート作品を「NFTアート」という
  • 所有からくる希少性をデジタル資産に持ち込めるのがポイント
  • 希少性は金になるし、億単位の取引の実績も複数ある
  • 2017年に始まり、マーケットの成長は右肩上がり
  • NFTの歴史など
    • 2015 イーサリアム
    • 2017 CryptoPunks, EtherRock, CryptoKitties, Polygon
    • 2018 OpenSea 現在世界最大のNFTマーケットプレイス
    • 2020 Rarible トークンばら撒きによる民主化?
    • 2021 Beeple "The First 5000 Days" に70億円の値段
  • NFTのデメリット
    • 法整備が整っていないこと
    • NFT売買時に必要な手数料「ガス代」が不安定
    • 作品の真贋が見分けづらい
  • NFTにはイーサリアム(ETH)という仮想通貨が必要
    • エンジンコインという仮想通貨もあるらしい
  • おすすめの取引所など(ちょっと広告っぽい)

まとめ

タイトルの”完全初心者にもわかりやすく徹底解説!”に偽りなしとの印象。 基本的な以下がサクッと読めて理解できたので、入門編としてとても良い記事でした。感謝です。

  • 目的
  • キーワード
  • トレンドと歴史
  • 取引方法

いま話題のNFTとは?特徴や課題、取引方法をわかりやすく解説!

日本語の2番目に出てきたのが以下の記事です。ドメインからbenesseさんが運営するサイトとわかったので、それなりに信頼がおける印象です。"udemy"っていうとオンライコースサイトの印象が強いですが...

以下、読んでみたポイントなど雑に列挙

  • NFTの説明として”鑑定書を付与したデジタルデータ”と表現。鑑定書とはなるほどなぁ感
  • 基本的な内容は上述したサイトと重複(違っても困るけど)
  • ”プログラムによる報酬設定などが可能”に言及。二次流通も追いやすいので収益化ができるらしい
  • イーサリアムのなかでも”ERC721”が有名?それがイコールなのかイーサリアムの一部なのか読み取れず...
  • 取引方法の説明は代替同じ
    • マーケットプレイスとして SuperRare というのもあるらしい

まとめ

だいぶあっさりした記事でした、それが良いと言えば良いですが。 基本は抑えているが歴史などがあった分”みんかぶChoice”さんの記事の方が情報量は多かったです。

What Is An NFT? Non-Fungible Tokens Explained

日本語入門記事を2本読んだところで、今度はDuckDuckGoの日本語をOffにしてトップに出てきた記事を読んでみます。有名なforbesさんのため一定の安心感があります。

以下、読んでみたポイントなど雑に列挙

  • NFTは今やどこでも見るらしい、ほんまか
    • seem to be everywhere these days. From art and music to tacos and toilet paper,

  • dot-com craze (ドットコムバブル?)と似たようなものかも?
  • notoriety(悪評?)を獲得して知名度が高いらしい、この単語のニュアンスを読み取れない
  • NFTがもたらす希少性を“digital bragging rights” デジタルを自慢する権利と表現してる、おもしろい
  • Bitcoinとの類似性とその違い、プログラム的には同じだが、Non-Fungibleであること、代替不可能性が特徴であること
  • NFTをcreateすることを”minted(鋳造?)”と表現する、ここで初めて”ミント”って単語が出てきた
  • mintedの対象には画像や動画などのデジタルアートのほかに"Collectibles"がある
  • NFTはアーティストのマネタイズに活用できる。ギャラリーでがんばる必要がなくなる
  • プログラムによって新しいオーナーに渡った時にもアーティストがロイヤリティーを受け取れる
  • チャリティーのための資金調達としても利用されている
    • ここで冒頭のトイレットペーパーとタコスの意味がわかる、チャリティー目的だったらしい
      • こう言ったアトラクトのための文章好きじゃないけど、意味がわかると楽しいですね
      • Charmin dubbed its offering “NFTP” (non-fungible toilet paper), and Taco Bell’s NFT art sold out in minutes,

  • 紹介されている仮想通貨プラットフォームが日本後記事のものと結構違う
    • You can buy crypto using a credit card on platforms like Coinbase, Kraken, eToro and even PayPal and Robinhood now.

  • マーケットプレイス、やはりOpenSeaとRaribleが筆頭みたいだが、Foundationというのも紹介されている。検索性悪そう...
  • 買い手が気を付けろ、を格言とともに警告
    • it may be best to keep the old adage “caveat emptor” (let the buyer beware) in mind. - "caveat emptor"はラテン語が語源?

  • 買うべきかどうか?という段落があるのが新鮮に見える
    • 買うべきかどうか?は人による(それはそうだろう)
    • 将来が不確実な段階
    • 他の投資と同じで、全部失う覚悟でやれ

まとめ

先に日本語記事を読んで基本を理解したおかげで、不得意な英文も比較的すらすら読めました。日本語記事がNFTの目的や買い方の説明を主軸に置いていたことに対して、forbesのこの記事では投資に対するリスクを促すところが中心になっていたのが印象的です。やはり日本語記事の方は取引所などの宣伝を兼ねているのかもしれませんね。(それは悪いことではないと思いますが)

What is NFT and How Does NFT Work? The Ultimate Guide

simplilearnというオンラインコース?の一ページが上位に表示されていたためチラ見した。

ポイントなど

まとめ

Penguinコミュニティの紹介や、ドメイン、NBA hot shotなど新しい知識が入ったのはありがたい。 事前知識を各ブログで抑えたおかげか、最後に紹介されていた動画がかなりわかりやすい気がします。

まとめ

とりあえずNFTの雰囲気は調べるより前はわかった気がしています。 未来感はもありつつも眉唾感も高く、それが面白い印象です。

今回はWeb上の記事を中心にみましたが、本もいくつか積んであるので今度はそちらを読んだ感想をメモしようと考えています。