タイトルの通り、 dd-java-agent.jar
のバージョンを調べる方法です。
docs.datadoghq.com
やり方は以下の通り。
unzip -p dd-java-agent.jar | head
結果は以下のようになります。 Implementation-Version: 0.78.0
から 0.78.0
であることがわかります。
unzip
しているのでファイルが展開されないか懸念があるかもしれませんが、 -p
オプションは標準出力(stdout) に出力するためファイルは作成されませんのでご安心を。
[root@morihaya-01 tmp]# unzip -p dd-java-agent.jar | head Manifest-Version: 1.0 Implementation-Title: dd-java-agent Premain-Class: datadog.trace.bootstrap.AgentBootstrap Implementation-Version: 0.78.0 Agent-Class: datadog.trace.bootstrap.AgentBootstrap Can-Redefine-Classes: true Can-Retransform-Classes: true Implementation-URL: https://github.com/datadog/dd-trace-java Implementation-Vendor: Datadog Main-Class: datadog.trace.bootstrap.AgentBootstrap [root@morihaya-01 tmp]#
当初は datadog-agent status
で確認しようとしましたが、APMは別ものであるためバージョンを確認できませんでした。
"How to check jar version" で検索したところ、以下のStackOverflowの記事にたどり着いて助けられました。
dd-java-agent.jar
特別なやり方ではなく、JARファイル全般に利用できるようですね、勉強になりました。
余談
dd-java-agent.jar
のバージョンを知りたかった理由は Automatic injection
という機能を利用できるかチェックするためでドキュメントには以下の記述があります。
Starting in version 0.74.0, the Java tracer automatically injects trace correlation identifiers into logs.
今回は 0.78.0
だったので無事に Automatic injection
が利用できるとわかり安心したという話でした。