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ブースから見た光景@デブサミ2019

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morihaya

デブサミ2019に「健康スポンサー」として弊社(オイラ大地)もブースを出す幸運に恵まれ、加えて中の人をやってきましたのでその感想を綴ります。

event.shoeisha.jp

デブサミとは

デブサミはDevelopers Summitから来る呼称で、翔泳社さんが主催するデベロッパーコミュニティの総合博覧会です。第1回は2003年に開催されておりすでに15年以上の歴史を持っています。来場者数は2000人を軽く超え、場所も東京目黒の一流ホテルである雅叙園にて行われる一大イベントとなっています。

豪華なスポンサー陣

一大イベントだけに多くのスポンサーがあり、当日は入り口のウェルカムボードに自分が所属する企業のロゴがあることに誇りを覚えました。*1

We are "健康スポンサー" !!

豪華なスポンサー陣の中で、ある意味異色を放つ"健康スポンサー"というタイトルでブースを出した弊社は、健康の名に恥じぬ様に来場いただいた皆様に自社ブランドの野菜ジュースVegeelの配布と、イケイケの人事さんが考えた「名刺を頂いた方にはクジを引いてもらい、当たったら野菜もあげちゃう」というルールでブースを展開しました。この名刺を頂くという所は少々引っ掛かりを覚える方もいらっしゃるかもしれません*2が、後述する様に結果的に良かったなという感想を持ちました。

ブースから見える風景

ブースに立って見て感じた一般参加者との最も大きな違いは、セッションを聞く暇が全く無いということです。勿論これは担当の人数を増やしてローテーションをすることで改善できることなのですが、今回は日で交代する形としたためにトイレと食事のちょっとした休憩以外は常にブースにいる状態でした。

意外と人はひっきりなし

当日はセッション中はかなり暇になるのだろうと思い、簡単なタスクはデブサミ中でも消化しようと考えていたのですが、結局SlackどころかTwitterすらろくに見る事をしませんでした。*3

私たちのブースがあった3F シリウスは、人の流れのメインストリームにはなく休憩室の一角という場所でした。そのため大量のお客様に囲まれて待機列を作るということはほとんど無かったのですが、10分を空けない程度には人の来訪がありました。これはもしかするとデブサミの集客力ゆえの結果かもしれませんが、ブース出展側としては嬉しい状況と言えるでしょう。

当たり前だけど十人十色

人事さんが考えた「名刺を引換券としてクジを引いて野菜を当てる」名付けて「野菜チャレンジ!><」は結果的に大当たりだと思っていてそれは以下の理由になります。

  • クジを引く、当たりか確認する、当たったら野菜を選んでもらう、という時間の中でコミュニケーションが可能*4
  • ゲーム性が出てちょっとは面白い
  • 外れても野菜ジュースは差し上げるので全く損という気もしない(と思う)
  • 名刺をもらうと会社名や肩書きからコミュニケーションしやすい*5
  • さらに名刺から今後のコミュニケーションに繋がる可能性が高まる*6
  • カンファレンスおじさんを避けられる*7

そんな中でスピーカの人もふらっと立ち寄られたり、ビシッとしたビジネススタイルの人も、おしゃれデザイナーさんも、イケイケフロントエンドさんも、運用やってそうな仲間(インフラorSRE)も、教育関係の方もいらっしゃったりと実に多様な方々と短い時間ながら交流を持てたのは貴重な機会でした。

もうちょっと良くするには

まだまだエンジニアがいる会社としての認知が少ない弊社なので、もう少し技術的なアピールをできる要素を準備しておけば良かったなと思っています。例えば以下の様なCNCF的なプロダクトアイコンを並べた一枚絵を後ろに貼っておくとか。*8

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oira tech icons(仮)

加えて、せっかく電源もWiFiもある会場でしたので、実際のWebサイトを見せながらの紹介もすればイメージもつきやすいかなと。

とはいえ余程興味のある方でないと滞在時間は数秒程度なので、情報量を多くしても記憶に残らないしでこれは試行しながら改善していく必要があるぞと考えています。

余談

私たちがブースを出した"3Fシリウス"では、他にあのカイゼンジャーニーの市谷さんもブースを出されていました。思わずテンションが上がりましたが、実は積読状態になっており*9未読の後ろめたさから積極的な交流ができなかったのはかなり失敗したなと思いました。(買ったら読む、当たり前をやらなきゃ損をするぞ!!)

と言いつつ未入手だった「エンジニア組織論への招待」をサイン付きで買ってしまうということも。。。

加えて一緒にいた人事さんがクジの当たりが出た時の野菜の説明プレゼンが半端ないクオリティで、めちゃめちゃ学びが深かったです。

総括すると最高だった

振り返ってみると参加者でも登壇者でもない形で技術カンファレンスに参加するというのは今回が初めてでしたが、それはそれで大変刺激的で有意義な1日を過ごすことが出来ました。*10 一言で技術カンファレンスと言っても、色々な関わり方ができるというのを実体験として学べたということで、いつも言ってるかもしれない以下の感想になりました。

*1:ただ下の方にあるのでTwitterのプレビューからは見えません

*2:私自身がそう

*3:Slack < Twitterですよね、違いましたかそうですか

*4:ジュース配るだけだと一瞬で終わる

*5:お世話になってます!とかXXリリースおめでとうございます!的なやつ

*6:ただここは注意で、しつこいのはダメ絶対

*7:名刺を持ってない人で、失礼ながら異質な人も少人数ではあるがいらっしゃった...

*8:以下のはあくまで仮です。加えてロゴは注意して使用してるつもりですが、規約違反があればすぐに取り下げます

*9:買ってはあった

*10:とは言えセッションの実況Tweetとか見ると少し悔しいところはあるけど